メインコンテンツエリアへ直接移動する
:::
home

台南西華堂

台湾で唯一齋教金幢派の翁文峰支派が建立した齋堂
台南西華堂
所在地: 台南市北区北忠街92号
経 緯 度: 120.21041,22.99959
料金: 無料
利用できる日:
毎日
利用できる時間帯:
午前6時~午後6時
主催機関: 西華堂
関係機関のURL: 
E-mail: aty0930@yahoo.com
お問い合わせ: (06)222-8690

景観の価値

日本語
日本語
200年以上の歴史を誇る、台湾で唯一齋教金幢派の翁文峰支派が建立した齋堂として知られ、シンプルな三合院建築には齋教の静かな修行の場としての意味が込められています。台湾の齋教発展の歴史において特別な地位を得ており、台湾の齋教文化が受け継いできた数少ない文化資産としても認められ、その発展の歴史には台湾における齋教の衰退と仏教化の過程が反映されています。西華堂には潘麗水の色絵作品、石碑、老梅樹など、各地の齋堂の中でも最も豊富な文物が保存されており、いずれも高い歴史的、文化的価値を有しています。

歴史と沿革

日本語
日本語
1750年に創建され、齋教金幢派の翁文峰支派が建立した唯一の齋堂として知られています。齋教は仏教信仰から派生した宗派の一つで、臨済宗を起源としていますが、剃髪や出家はせず、在家で菜食して念仏を唱えるという修行法をとっています。台南地区の齋教は龍華派、金幢派、先天派の三派に分けられますが、1656年、太虚上人が龍華派を離れて金幢派を創設し、その後さらに一門が蔡文挙支派と翁文峰支派に分かれました。西華堂は翁文峰支派に属します。西華堂は二進三廂の伝統的な三合院式建築で、嘉慶、同治、光緒年間、及び台湾光復後に幾度もの改修工事を経て、現在の規模へと発展を遂げてきました。最後の改修工事は1975年に台南の春源画室の巨匠・潘麗水(1914~1995)の指揮のもと実施され、門神、梁枋、扉の裙堵に装飾された人物、花鳥などの作品はどれも生き生きと表現されています。西華堂は1985年に台南市の市定古跡に登録され、1987年に仏教の戒浄法師(生年不詳~1992)が住職に就くと仏門に入り、尼僧の修行の地となりました。

特色あるナビゲーショ

日本語
日本語
台南西華堂平面図で標示台南西華堂各ガイド項目、ガイド項目5ページ、詳しいコンテンツは下をご覧ください。
1三開間三合院の建築様式

三合院西華堂は三開間三合院式の寺院建築で、山門をくぐると、コの字型の「凹寿」と呼ばれる形式の堂門、正殿、両側の廂房で構成されており、素朴な外観は早期の台湾の農村に見られた三合院と同様で、中央に配置された主体は堂門と拝殿を兼ね、大門は両開きの中門の両側に平常時の出入りに使う片開きの扉が設けられています。正殿の構造は重要な4本の柱「四点金柱」が石柱である以外は全て木造の柱で、前殿と後殿は切妻で繋がっており、中央に設けられた八卦月門が左右の廂房に通じ、左右の護龍は偏殿に繋がっています。また、堂門の外には広々とした前庭と庭園があり、山門の右側には蔵経閣が設けられています。

2西華堂の山門

台南市西華街の入り口に設けられた山門は一般的な仏教・道教寺院の山門とは様式が異なり、白壁と赤瓦が用いられ、シンプルかつ素朴な装飾が施されています。

3潘麗水が手がけた木彫りの壁画と門神

潘麗水が手がけた木彫りの門神 潘麗水が手がけた木彫りの門神 潘麗水が手がけた木彫 潘麗水が手がけた木彫

西華堂では1975年に最後の改修工事が実施され、台南の春源画室の巨匠・潘麗水が指揮を執り正殿内の色絵、門神、梁坊、扉の裙堵を全て手がけました。神棚の左右両側の壁堵に施された2枚の木彫りの壁画「迦葉付法」と「師子伝法」はどちらも仏教の逸話を題材にしています。潘麗水が手がけた門神の絵画は一般的な平面の色絵とは異なり、門神の二大護法神と側門の哼哈二将は特に立体感を追求し、グラデーションを多用して明暗を表現することで、より本物に近い人物像を作り出しています。

4光緒年間の石碑

光緒年間の石碑左廂房の右側の壁のそばには「西華祖堂碑記」、さらに左護龍の壁際には3つの石碑があり、表面には西華堂の改修の略史が刻まれています。これらの石碑は光緒年間から100年以上にわたって保存されてきたもので、台湾における齋教の歴史を物語っています。

5西華堂の老梅樹

西華堂に群生する老木の中には樹齢2~300年を超える「老梅樹」と呼ばれる梅の木があり、明朝の寧靖王・朱術桂(1617~1683)が植えたものだと言い伝えられています。近年、老梅樹が細菌に感染したことがありましたが、福田樹木保育基金会によって命を救われ、毎年冬になると梅の花が満開になり多くの観光客を惹きつけています。

ひとことアドバイス

一般開放時間は毎日午前6時から午後5時までです。正殿の神棚の後ろにある「内家郷」と呼ばれる聖室は現在一般開放されていません。毎年旧暦7月中旬の盂蘭盆会の時期になると年間で一番の賑わいを見せます。

周辺のデータ

気象
交通
宿泊
飲食
スポット