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馬祖金板境天后宮・焼塔節

台湾で閩東式封火山牆の特色が最も色濃く現れている媽祖廟
馬祖金板境天后宮・焼塔節
所在地: 連江県南竿郷仁愛村59-2号
経 緯 度: 119.92454,26.14215
料金: 無料
利用できる日:
寺院は通年開放されています(焼塔節は中秋節前後)
利用できる時間帯:
全日
主催機関: 馬祖金板境天后宮
関係機関のURL: 
E-mail: 
お問い合わせ: (083)622-336

景観の価値

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金板境天后宮は創建から400年以上の歴史を誇り、地域の信仰、文化、集落の発展の中心を担ってきました。時代の移り変わりに伴って、馬祖地区の他の天后宮が大幅に再建される中、金板境天后宮では改修工事があまり行われていないため、独特な封火山牆や芸術的価値の高い木造構造などの多くが元のままで残されており、台湾福建地区において閩東地方の文化と建築様式が最も豊富に残されている媽祖廟であると同時に、馬祖地区において最も重要な文化財として認められています。福州地方から伝来した中秋節の民俗行事「焼塔」は、古いものを取り除いて新しいものを打ち立てるという意味が込められた民間の伝統文化で、現在台湾では馬祖鉄板村でしか行われていないため、この地方を代表する行事となっています。

歴史と沿革

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馬祖南竿郷で唯一閩東地方の伝統文化を受け継ぐ建築物である金板境天后宮は、津沙天后宮、馬港天后宮、東引天后宮とともに清の嘉慶年間に大海賊・蔡牽(1761~1809)が神様の加護を求めて建てたものであると言い伝えられています。時代が移り変わる中でも、金板境天后宮だけは1949年以降の3度の一部修繕工事を経ても特殊な様式の閩東封火山牆、廟前広場の空間、精巧な木造構造、彫刻が施された黒い梁、1869年の威武陳将軍の香炉がそのまま残されており、2009年には連江県の歴史的建造物に登録されました。「焼塔」は閩東地方一帯で100年間にわたって受け継がれている福州地方の民俗行事で、かつては馬祖のどの村でも焼塔が行われていました。しかし後に台湾・中国間の情勢が緊迫化したため、馬祖で軍事管制が敷かれ、焼塔が禁止されました。禁止から約50年、焼塔は島民から忘れられつつありましたが、東引郷公所が1989年に楽華村と中柳村で焼塔大会を開催したことで、この風習が再び人々に受け継がれることとなりました。現在、焼塔の伝統は台湾本島と離島において馬祖鉄板村にのみ残されており、中秋節の夜になると、たいまつとレンガの塔に火が灯され、燃え盛る火の中、様々な競技イベントが執り行われます。

特色あるナビゲーショ

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馬祖金板境天后宮・焼塔節平面図で標示馬祖金板境天后宮・焼塔節各ガイド項目、ガイド項目4ページ、詳しいコンテンツは下をご覧ください。
1閩東式封火山牆が残る特色ある建築様式

馬祖には馬港境、津沙境、金板境の3ヶ所にそれぞれ一つ天后宮があり、近代において馬祖南竿郷の各天后宮ではほぼ全面的な改修工事が行われていますが、金板境天后宮だけは一部の修繕工事のみに留まっているため、閩東建築の特色が今も残されています。封火山牆(中国南部の集落に見られる用地を節約する特殊な建築工法。中庭の間に建物よりも高い山牆を設けて隔てることで、火災が発生した際に火が他の建物に燃え広がらないようにする)が残されているほか、廟内の木造構造には福州杉が用いられ、穿斗式(古代中国の木造構造の建築工法。梁を設けず、柱で桁を直接支える)の構造が採用されています。もともとは屋根の庇と正面部分は板壁でしたが、木造構造を保護するためにレンガ造りに変更されています。東西の廂房は「廟中廟」と呼ばれる木造構造が採用され、神棚には「落地罩」が設けられ、非常に珍しい外観を呈しています。

2少女の姿の媽祖神像

少女の姿の媽祖神像金板境天后宮に祀られている天上聖母(媽祖)の神像は、馬祖で唯一の泥塑の媽祖像であるだけでなく、台湾各地の媽祖廟に祀られている媽祖神像とは異なる造形となっています。台湾の媽祖神像の多くは少し年上の「聖母」のような女性の姿をしていますが、金板境天后宮の正殿の媽祖は圭板を手に持った少女の姿をしており、清楚な気品を感じさせます。

3焼塔節:塔の特色

焼塔の民俗文化焼塔の民俗文化は閩東地方一帯に起源があり、中国福州地方から馬祖に伝来したものです。この中秋節の民俗行事は現在台湾では馬祖鉄板村にしか残されておらず、焼塔の際に廃棄物を一緒に燃やす風習には、古いものを取り除いて新しいものを打ち立てるという意味、そして物を大切にするという意味が込められています。焼塔節で建てられる塔は、高さ約1メートルから3メートルと様々で、瓦の破片を積み重ねて建てられます。大型の塔はレンガを塔の全高の4分の1まで積み重ねた後、残りは瓦を積み重ねて建てられます。塔の上部には木、竹、籾殻などの燃料を入れるための穴が設けられ、火の勢いを強めるロジンの粉末や火花を散らす塩が加えられることもあります。

4焼塔節:競技ルール

除穢卡焼塔節の競技ルールはとても簡単です。塔全体を真っ赤に燃やし、火の勢いが最も激しい人の勝ちとなり、火の勢いが十分でない場合や塔を燃やしている途中で瓦が倒壊した場合は失敗となります。勝者には錦の旗や賞金、賞品が贈られます。近年では、一般参加者に断ち切りたい悪い習慣や不安なことを書いてもらい、焼塔節で一緒に燃やして厄払いを行うための厄除けカード「除穢卡」も準備されています。

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