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金門海印寺

台湾では珍しい宋朝時代に起源を持つ寺院
金門海印寺
所在地: 金門県金湖鎮太武山海印寺1号
経 緯 度: 118.41792,24.46138
料金: 無料
利用できる日:
年中無休
利用できる時間帯:
午前8時~午後5時30分
主催機関: 金門海印寺
関係機関のURL: 
E-mail: Km334703@yahoo.com.tw
お問い合わせ: (082)334-703

景観の価値

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800年の歴史を持ち、金門で最も由緒ある寺院と称えられる海印寺は、金門地区の信仰の中心の一つとして親しまれ、太武山にある豊富な歴史、文化、自然、軍事などの要素と相まって、太武山を金門の重要な精神的象徴と文化的景観の所在地にしています。また、寺院再建の歴史は金門が戦地となった歳月の縮図となっています。「海山第一」石門関と後山の「古石室」などの宋明時代の古い建築物が今も残されており、高い歴史的・文化的・芸術的価値を有し、海印寺の宝として認められています。

歴史と沿革

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金門海印寺は太武巌寺とも称され、太武山頂の梅園の後方に位置し、石造りの門が山門となっています。山にある岩石は印章が刻まれたような形状で、地元の人々からは「海印」と呼ばれ、太武山12奇景の一つとなっています。海印寺は宋朝の咸淳年間(1265~1274)に建てられ、明朝時代に盧若騰(1598~1664)が記した「太武寺碑記」の記載によると、太武山には霊跡があったため、村人は当時泉州で一般的に信仰されていた通遠仙翁(宋朝初期の人物。姓氏は不明で、白鬚公や楽山王とも称される)を祀っていましたが、後に信徒が夜間に観世音菩薩の姿を目にしたことで、観音仏像が祀られるようになり、これに伴い道教寺院だった海印寺も仏像を祀る仏寺に変わったとのことです。海印寺では1580年、1600年、1661年などに何度も改修が行われており、1958年の金門八二三砲戦の際は深刻な損傷を受け、1960年以降の再建工事によって現在の外観が築き上げられました。1988年、寺院の外にある「海山第一」石門関が金門県の県定古跡に指定され、2009年には海印寺の大雄宝殿が歴史的建造物に登録されています。

特色あるナビゲーショ

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金門海印寺平面図で標示金門海印寺各ガイド項目、ガイド項目7ページ、詳しいコンテンツは下をご覧ください。
1「海山第一」石門関

「海山第一」石門関海印寺外の左前方にある石門は有名な太武山12奇景の一つに数えられ、石のまぐさと石柱で構成される半円アーチで、石を積み重ねて造られた高さ5メートルに満たない小さな門です。石門には明朝末期の儒将・盧若騰が記した横額「海山第一」の4文字が並び、「重建太武寺碑記」に記載されている「海上各島、浯洲最著、諸島名山、太武最著」という一文は、海上の島々の中で金門島が最も有名であり、各島にある名山の中で太武山が最も有名であるということを意味しています。石門は寺院の自衛施設だったと考えられ、もともとは石門の範囲と石壁の規模は現在よりも大きかったと推測できます。現在この石門は仏寺の山門となっています。

2古石室

海印寺大雄宝殿の後山にある古石室は、海印寺の最古の建築物で、巨大な岩の洞窟にわずかに手を加えて造られたものです。宋明時代に建てられたものであると推測され、独特な形状と構造を持ち、人工と自然が調和した高い歴史的価値を誇る建築物です。

3安心石

安心石大雄宝殿の下にある安心石は、海印寺の建設前から地中にあった巨大な花崗岩で、安心石に触れると、この上ないエネルギーを得られると言い伝えられています。幸福祈願の方法を説明したガラスパネルが設置されており、左手を心臓部に、右手を石に触れた状態で念仏を唱えると、心を落ち着かせることができると言われています。

4安心石室

安心石の隣に安心石室への入り口があります。室内にはこれまでの再建工事の際に使用された建材、明朝時代から残されてきた花崗岩、様々な仏画など、海印寺に関する文物が数多く展示されています。石室内で最も特別なのは制作年代不明の数々の泥塑の羅漢像です。これらの彫像は全て地中に埋まっていたところを仏寺の改修工事の際に発掘されたものです。発掘時、ほとんどの彫像は破損した状態でしたが、専門家によって修復されて喜びの表情を取り戻し、石室内に収蔵されました。彫像はどれも顔と体が生き生きとした線で表現されており、服装も繊細かつ精巧に形づくられています。

5大雄宝殿

大雄宝殿大雄宝殿海印寺の後殿にあたる大雄宝殿は1970年代に再建されたもので、屋根は歇山式ですが、前後の斜面が途切れて重簷式のような設計が用いられています。最上部には硬山擱檁式(横壁間の距離が短い傾斜した屋根によって横壁の上部が三角形を呈し、桁を三角形の横壁に直接配置することで建材を節約できる工法)の屋根と耐力壁が用いられ、下部の庇には鉄筋コンクリートと伝統的な柱礎が用いられています。仏殿には釈迦牟尼仏が祀られ、正面の幅は3間で、殿内には2本の後金柱のみがあり、前面には門がひとつ設けられており、一般的な仏寺に見られる大雄宝殿とは異なる建築様式が用いられ、石積みの外壁が素朴な美しさを表現しています。

6鐘鼓楼

鼓楼鐘楼

多くの寺院で見られる寺院の主体と連なった形式の鐘鼓楼とは異なり、正殿前方の左右に鐘鼓楼が設けられています。1968年に増築された龍楼と鳳閣が鐘鼓楼となっており、鐘楼内にある古い銅鐘は1898年に一本禅師が日本で資金を募って鋳造したものです。

7石像公園

石像公園には海印寺で主祀神として祀られている観世音菩薩が32体置かれています。この32体の仏像は仏教経典『妙法蓮華経観世音菩薩普門品』に記載されている観音菩薩の32の化身を表しており、観音菩薩が衆生の機縁に応じて姿を変えて現れる様子が表現されています。

ひとことアドバイス

毎月旧暦17日には午前9時から11時30分まで厄除けと幸福祈願の法会が執り行われ、登山・下山用の送迎バスが用意されます。春節には、新春搶頭香、平安の鐘つき、幸福祈願カードの願掛け、厄除けの光明灯・太歳灯などの行事が催され、開催期間中は斎飯が用意されます。

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