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鹿港龍山寺

台湾で最も完全な状態で保存されている清朝建築
鹿港龍山寺
所在地: 彰化県鹿港鎮龍山里金門巷81号
経 緯 度: 120.43568,24.05027
料金: 無料
利用できる日:
通年
利用できる時間帯:
午前6時~午後9時
主催機関: 鹿港龍山寺管理委員会
関係機関のURL: リンク
E-mail: lst.lukang@gmail.com
お問い合わせ: (04)777-2472

景観の価値

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清の道光年間、咸豊年間に行われた改修工事以前の外観がほぼ維持されており、整った構造と繊細な細工を特長とする大規模な寺院建築です。観光業界では「台湾の紫禁城」と称えられ、台湾で最も完全な状態で保存されている清朝時代の建築物であると同時に、台湾に存在する有名な5つの「龍山寺」の中で最も良好な保存状態を誇るものでもあります。幾度もの天災による被害や全面的な改修を経ているものの、創建時の工法を用いて元の外観への修復が施されているため、多数の美しい建築と彫刻が今も守られています。

歴史と沿革

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同寺院には福建省漳州府晋江県安海龍山寺から分霊された観世音菩薩が祀られています。1653年に建造され、その後1786年に現在地に移転され、1798年には現在まで続く発展の基礎が築かれました。日本統治時代に大火と地震によって損傷し、幾度もの改修工事が行われましたが、職人による創建時の工法を用いた修復作業が行われ、清の道光年間当時の外観が今も守られており、1983年には国家第一級古跡に指定されました。1999年9月21日の台湾大地震で再び深刻な損傷を受けたことに伴い、主要部分の修復工事が実施されており、その際に現在の外観が築かれました。約1600坪の広さがあり、幅は三間で35メートル、奥行きは四間で約110メートル、三進二院(全体が「日」の字型になっている合院式建築)という建築様式で、前から山門、五門殿、正殿、後殿の順に並んでいます。

特色あるナビゲーショ

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鹿港龍山寺平面図で標示鹿港龍山寺各ガイド項目、ガイド項目5ページ、詳しいコンテンツは下をご覧ください。
1山門

山門山門の屋根は重檐四垂頂という様式です。重檐とは4つの斜面からなる屋根の上にもう一つの屋根が乗っているもので、屋根をより高くそびえ立たせ、雄大さと荘厳さを引き立たせる効果があります。

2八卦藻井

八卦藻井藻井とは華人の伝統建築において最も立派な天井の装飾で、室内を荘厳かつ華麗に彩る効果があります。その名前には水面を覆う「水藻」のように天井を覆って守るという意味が込められているほか、華人の伝統建築の多くは火に弱い木造だったことから、藻井は井戸の象徴でもあるのです。藻井には、円形、四角形、六角形、八角形などの様々な造形があり、その周辺には彫刻や色絵による装飾が施されます。同寺院の八卦藻井は台湾でも屈指の作品で、1831年の改修工事の際に建造されたものであり、台湾に現存する最古の作品です。この藻井は舞台上方に設けられており、演劇の際には共鳴効果を作り出します。

3唐風の銅観音像

唐風の銅観音像大殿の神棚の真ん中に祀られている唐風の銅観音仏像は「七宝銅観音」とも呼ばれ、七宝五仏冠をかぶり、両目を軽く閉じ、両手で禅定印を結び、結跏趺坐と呼ばれる姿勢で座っています。唐風の造形を持つ典型的な明朝末期の作品です。

4拜殿の龍柱

拜殿の龍柱拝殿の龍柱は1852年の改修工事の際に造り直されています。とぐろを巻いた1頭の龍が装飾された蟠龍柱に一部透かし彫りが施されており、4つの爪で珠を掴み、口元に珠をくわえて2本の牙を覗かせる様子が生き生きと表現されています。柱の後ろ側の上方に鳳凰、麒麟、鶴、亀といった中国で縁起がいいとされる動物が彫刻されていることから「四霊柱」とも呼ばれ、非常に希少な鳳凰の羽毛と麒麟の足跡、長寿の象徴である鶴と亀をもって「鳳毛麟趾、鶴算亀齢」という言葉に例えられています。

5五門殿の門神の色絵

5つ門があるため「五門殿」と呼ばれ、真ん中の門には門神として仏教の二大護法神「韋駄天」と「伽藍神」が描かれ、残りの4つの門には仏教の四大金剛が描かれています。これらは全て鹿港の色絵の名匠・郭新林(1902~1973)の作品で、郭新林は他にも龍山寺内の多くの色絵を手がけています。五門殿前に立つ一対の龍柱は1831年の改修工事の際の作品で、吉祥を表す彫刻が施されており、「十全十美」を表現すべく2本の柱に白い鶴がそれぞれ5羽ずつ刻まれ、その鶴は「長寿如意」の意味を込めて如意の形をした霊芝をくわえています。また、入り口に設けられた一対の石鼓(門柱と門を補強するための構造)にはそれぞれ蓮花を持った子供と芭蕉を持った子供の彫刻が施されており、これは子宝に恵まれることを意味しています。

ひとことアドバイス

鹿港龍山寺の重要な祭典には旧暦2月12日から19日までの観世音菩薩生誕式典と旧暦11月10日から17日までの阿弥陀仏生誕式典が挙げられ、毎年大勢の信徒が集まります。また、鹿港龍山寺には「龍王」が祀られており、鹿港地区では端午節に開催されるドラゴンボートレースの前に龍王を迎え、龍王祭を執り行う風習があります。

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