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東海大学路思義教堂

20世紀を代表する世界の十大建築物の一つ
東海大学路思義教堂
所在地: 台中市西屯区台湾大道4段1727号
経 緯 度: 120.60782,24.18232
料金: 無料
利用できる日:
通年
利用できる時間帯:
制限なし
主催機関: 東海大学
関係機関のURL: リンク
E-mail: chaplain@thu.edu.tw
お問い合わせ: (04)2359-0121

景観の価値

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モダニズム建築という言葉を台湾に導入した最初の作品で、20世紀を代表する建築物の一つとして世界的にも認められた、中国系アメリカ人建築家のイオ・ミン・ペイと台湾人建築家の陳其寬による共作です。教会の規模はそれほど大きくないものの、一般的な建築工法による耐震、減風、耐熱などの機能を備えており、外壁は「柱・梁・壁が一体化」した曲面の構造で、教会全体の構造と造形が完全に一体化し、建築構造そのものが全ての空間を形成しています。革新性という点で、台湾でこれを超越する建築物はまだ存在していません。

歴史と沿革

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東海大学は有名なキリスト教系大学です。キャンパス付近に精神修養・礼拝・集会場所の必要性を鑑みたアメリカの中国基督教大学聯合董事会がキャンパス内に東海教会の建設を決定し、アメリカの有名雑誌「タイム」、「ライフ」の創立者ヘンリー・ルース氏(1898~1967)が彼の父ヘンリー・ウィンターズ・ルース牧師(1868~1941)を記念し、福音を伝えるべく、1963年に寄付を行い、著名な中国系アメリカ人建築家のイオ・ミン・ペイと台湾人建築家の陳其寬に共同設計が依頼されました。教会はキャンパスの中央に位置し、建設当初は草木が生い茂っていなかったため、教会の上からキャンパスを温かく守護する十字架をキャンパスのどこからでも眺めることができたといいます。2014年、アメリカの国際文化非営利団体・ゲティ基金が20世紀を代表する世界の建築物の保存を計画し、全世界から代表的な10のモダニズム建築を選出した際には、東海大学キャンパス内の路思義教堂も選出されたことで、建築業界で大きな注目を浴びることとなりました。

特色あるナビゲーショ

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東海大学路思義教堂平面図で標示東海大学路思義教堂各ガイド項目、ガイド項目5ページ、詳しいコンテンツは下をご覧ください。
1双曲面構造

双曲面構造4つの曲面で構成されていますが、採光を確保し、ラインのくっきりとした構造を表現するため、どの面も他の面と接触していません。双曲面構造の屋根は非常に美しい曲線を描いており、下に行くにつれて広がっていく形状は安定感を感じさせます。最も広い底部と最高点を結ぶと正三角形に近い形となり、耐風性、耐震性にも優れています。正面または前方45度以内の角度から見ると、曲線の美しさが最も際立ちます。教会の前後両面には熱線吸収板ガラスを使用しており、それぞれ独立した自然なデザインと深い色合いが「虚」の視覚効果を生み出しています。正面と側面には異なる幾何学的構造が用いられているため、教会の周りを一周しなければ全体的な外観を鑑賞することはできません。

2デザインに込められた意味

デザインに込められた意味伝統と革新を兼ね備えたデザインで、伝統的な道家思想の「無ありて有あり、虚ありて実あり」の精神が教会建築の中に表現されています。その精神は「柱、梁、壁の無い」状態から「柱、梁、壁の有る」状態を作り出す設計段階にも取り入れられており、教会の外壁には「柱、梁、壁が一体化」した構造がデザインされています。中に入ると屋根の隙間が天窓となり、一本の線のような空「一線天」を形成しており、天窓を見上げるとその先に果てしない宇宙が広がり、変化に富んだ世界を作り出しています。また、側面の窓から差し込む光が教会に神秘的な雰囲気を作り出しています。

3換気効果

上に行くにつれて幅が狭まっていくデザインが教会内に煙突効果が作り出し、室内の熱気が自然と上昇して屋根の換気窓から排出されるので、座席部分が熱くなりすぎることがありません。

4耐震、減風、耐熱設計

外側の4枚の曲面には前後の窓と天窓が設置され、溝形鋼が溶接されています。屋根の接触箇所には、地震や台風、大きな温度変化が起こった際に無理な力が生じないように伸縮する伸縮継手が設けられています。また、アーチ状の壁には風の抵抗を減らす効果があります。

5菱形のガラスタイル

菱形のガラスタイル外壁を覆う菱形のガラスタイルは、屋根と外壁を保護する防水効果および汚れ防止効果があり、視覚的にも建物全体の美しさを際立たせています。教会外部の曲面との適合性を考慮した上で菱形のガラスタイルが採用され、色は中国の伝統的な宗教建築に用いられ、周囲のソウシジュの木々の中で映える黄色を使用し、荘厳な雰囲気を醸し出しています。

ひとことアドバイス

一般参観者や団体でお越しの方は校外に駐車してから、徒歩で校内に入ってください。毎週日曜日の午前には3回の日曜礼拝が開かれ、600人以上が参加しています。日曜礼拝への参加は事前にお電話で04-23590226#513または514までご連絡ください。

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